2024-11-05
国家科学及技術委員会とフランス在台協会は4日、サイバーセキュリティ、人工知能(AI)、デジタルテクノロジーをテーマにした国際ワークショップを開催した。昨年締結した台湾とフランスの科学技術協力協定(STC)に基づいて実施された。(国家科学及技術委員会)
国家科学及技術委員会(科学技術振興行政を担当する台湾の中央省庁)とフランス在台協会(台湾におけるフランス大使館に相当)は4日、サイバーセキュリティ、人工知能(AI)、デジタルテクノロジーをテーマにした国際ワークショップを開催した。主催者である国家科学及技術委員会の陳炳宇副主任委員とフランス在台協会のフランク・パリス主任(フランスの駐台大使に相当)が議長を務めた。参加者はこれらの分野に関する重要な議題について議論を交わし、台湾とフランスの科学研究における相互理解を深め、今後の具体的協力に向けた重要な基礎を作った。
国家科学及技術委員会によると、今回のワークショップは同委員会とフランス在台協会が2023年11月29日に締結した科学技術協力協定(Science and Technology Cooperation Convention, STC)に基づいて実施された。双方はこの協定で、台湾とフランスの科学研究における連携強化を①半導体と量子、②健康、③デジタル、④サイバーセキュリティと人工知能、⑤グリーン産業及びエネルギー、二酸化炭素削減、⑥航空宇宙及び海洋の6大領域とした。今回のワークショップはそのうち「サイバーセキュリティと人工知能」をテーマにしたもの。さらに「AIとサイバーの学際的側面(Interdisciplinary Aspects of AI and Cyber)」、「暗号学(Cryptography)」、「偽情報と詐欺対策(Disinformation & Anti-Fraud)」、「質素なAIと信頼できるAI(Frugal AI and Trustworthy AI)」、「AIと健康(AI and Health)」、「マルウェア(悪意あるソフトウェア)の検出と防御(Malware Detection and Defense)」のセッションで議論が行われた。いずれも台仏双方が関心を寄せる重要な議題で、台仏が科学研究分野で対話と関係を深めるのに役立った。
国家科学及技術委員会の陳炳宇副主任委員は、今回のワークショップが科学研究の重要分野における台仏協力の幕開けとなり、国境を越えた研究連携の新たな里程標に向かって邁進できるよう期待を寄せた。
資料來源: 国家科学及技術委員会
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