2023-04-13
台湾と日本の経済的に恵まれない子供たちや自然災害の被害者を支援する日本の華僑による民間団体「台日協賛会」の蔡美銀会長がこのほどメンバーらと共に総勢23人で訪台(帰国)、12日には中華民国政府で華僑政策を担う省庁・僑務委員会を訪問した。同委員会では阮昭雄副委員長が対応、双方は台湾と日本の慈善活動や華僑政策などについて意見を交わした。
阮副委員長はまず、「台日協賛会」の幹部たちが訪問団を組織して帰国したことを歓迎すると共に、同団体が長年寄付金や行動で、ふるさとである台湾に貢献していることに感謝した。訪問団は今回、台湾で学ぶ華僑学生への助成金として200万日本円を寄付。阮副委員長はこれに「心から感謝する」と述べた。また阮副委員長は、近年台日関係はますまず緊密かつ友好的になっているとして、日本で暮らす華僑のリーダーたちの努力と貢献に感謝。同時にこれからも台湾を支持してくれるよう要請した。
一方、蔡美銀会長は華僑界に対する僑務委員会の支援に感謝し、「台湾に戻って来られて光栄だ」と述べた。蔡会長は、今回の帰国では華僑学生への助成金寄付のほか、南部・高雄市を訪れて恵まれない人たちの団体に寄付金を渡すと説明、会員たちの思いやりと熱意は「台湾への愛」の精神の表れだと強調した。
阮副委員長は席上、華僑学生への助成金に関する感謝状を授与し、「台日協賛会」の「僑教」(海外での言語と文化の伝承)のための熱心な取り組みを表彰した。また、これら日本における華僑界のリーダーたちと、華僑学生への助成金や慈善活動などについて活発な意見交換を行った。
「台日協賛会」の帰国訪問団は今回、僑務委員会のほか、台湾の対日本窓口機関・台湾日本関係協会も表敬訪問。また、忠烈祠への献花や児童養護施設など慈善団体への訪問も行い、実際の行動で台湾への関心と支持を示した。
資料來源: 外交部
Juiker アプリ - 無料通話